PEC歯周外科セミナー

最近ブログを更新してなかったので、ツキイチのセミナーの報告になってしまいました。

今月は歯周外科のなかでも基本的なMWFとAPFについての講義と実習でした。

 

MWFというのはあまり歯肉や骨をガンガン削ったりしない反面、術後の変化や安定性はあまりない術式で、APFは歯周組織がより安定する「浅い歯肉溝」を得るために、ガンガン骨を削って歯肉を2枚におろしてずらして縫い付ける術式です。(一般の人には「なんのこっちゃ?」ですね。すんません)

 

他の先生の歯周外科のセミナーも受けたことがあるのですが、同じお題目でも先生が違えば切り口が違うので、より深く学ぶことができます。

 

たとえばAPFをするとき、「基本的に全部部分層弁」なのか、「歯肉が厚いときにしか部分層はしない」のか。たぶんどっちの考え方もありなんでしょうけど、そこを単純に質問でぶつけずに、自分の中でいろいろ考察することが肝心なのかなとも思います。そうすることで臨床に深みが出てくるような気がするんですよね。