久しぶりにブログ書きます。
また更新していきますので宜しくお願いします。
ネットのコラムでこういうのがありました。
頭痛や肩こりは「○○癖」のせい?
この中で取りあげっれているのが、
TCH(Tooth Contacting Habit:歯牙接触癖)です。
ふつう食事の時以外は、上下の歯は接触していません。
唇は閉じていても、口の中で歯はかみ合わせてはいないのです。
ところが約2割の人は仕事をしたり家事をしたりしている時に
無意識に歯をかみ合わせているらしいのです。それも無意識に。
これがTCHです。
食事の時だけだと上下の歯が接触する時間は1日のうち約20分だと言われていますが、
TCHを持つ人はその何倍にもなるので、様々な不具合がでてきます。
コラムの中では、顎関節症や肩こりなどが取り上げられていましたが、
他にも様々なことが起こります。
歯周病の人は歯がグラグラになる原因にもなります。
歯ぐきが丈夫な人は歯が擦り減ったり欠けたりヒビが入って割れたり、知覚過敏が出たりすることもあります。
詰め物が取れやすかったり、セラミックが欠けたりすることもあります。
日中TCHで顎の筋肉を鍛えているようなものなので、そういう人は歯ぎしりも強くする人が多いようです。
口の中を診てみると、
歯の激しい擦り減り
歯ぐきの骨がこぶのように盛り上がっている
歯ぐきがやせて歯の根が露出している
歯の根元がくさび状に擦り減っている
歯の亀裂
歯並びの横幅が広い
などの特徴的な所見があります。
また、エラが張った顔貌は咬筋という筋肉が発達していて、そのような人はTCHを持っている人が多いです。
大抵の人はそういう癖があっても、気づいていません。
でも、「そういう癖がないか注意してみてください」とお願いすると
次の診療の時には、「やってました。」ということもあります。
そして、「それをやっていることに気づいたら、止めるという習慣にしてください」
と、お願いすると、いろいろな症状が軽減することが多いようです。
夜寝ている間の歯ぎしりも、日中のTCHの防止が出来てくると自己暗示がかかるのか、幾分ましになるようです。夜間の歯ぎしりが強そうな人にはバイトプレートという歯ぎしり装置(マウスピース)を入れて寝てもらうこともあります。
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