根管治療とは例えて言うならこういう感じです

根管治療(歯の根の神経の治療)について患者さんに説明するのに使っている、最近思いついた例えがあります。

 

歯には根があって、歯ぐきの中の骨に植わっています。

 

脳から来た神経線維と心臓からくる血管がこの歯の根の先から歯の中に入ってきますので、歯の根の中には根管というトンネルがあります。

 

このトンネルはシャープペンシルの芯の通る管の半分位の太さです。

 

歯の中の神経に細菌が入ってしまったら、この中をきれいに掃除しないといけません。

 

手帳用の細い鉛筆位の太さの小さいレンコンを想像してみてください。本当のレンコンより穴は少なく、1~5個くらいのシャープペンシルの芯の半分の太さの穴が開いてます。

 

この穴の中に泥がつまってたり、トンネルの壁が腐って黒くなってたりしています。

 

この中をシャーペンの芯の1/5くらいからシャープペンの芯と同じくらいの太さの針のようなやすりなどを使ってきれいにしていくのです。

 

どうでしょう、わかりやすいでしょうか?