今日はお盆休みの最終日。夕方にトロンボーンの人のミュージックスプリントを作製しました。
元々歯列不正も著しく、歯周病も部分的には重度に罹患しており、現在左上の前歯から小臼歯にかけて仮歯になっていました。
アマチュアながらビッグバンドやアンサンブルでご活躍のベテランで、かなり吹ける方です。
仮歯にしてから、
「アタックはきれいになりましたが
高音が全くです…泪」
とのことで、何ができるか考えてみました。
この写真は処置前。左の上下の犬歯が触っていますが、右は大きくすき間が開いています。
右上側切歯は栓状歯で小さく、隣の歯との間にすき間があります。
そこで、取り外しのできる小さな装置をつくって、装着して吹いてもらうことにしました。
こんな感じです。
歯と歯のすき間が狭くなり、左右対称的になったのがお分かりでしょうか?
これにより、すぐに音に集中感と密度が増して、吹きやすくなったそうです。
今後練習すれば高音も出やすくなりそうとのことです。