| 主訴 | 右上奥歯が痛い |
| 診断 | 右上第2大臼歯の不可逆性歯髄炎 |
| 処置 |
抜髄→根管充填→支台築造・形成印象→クラウンセット |
| 治療回数 | 4回 約2か月 |
| 費用 |
127,600円(税込) |
| 経過 | 1回目の治療後に痛みは消失、補綴後経過良好 |
| リスク | 根尖病変出現のリスク、歯根破折のリスク |

右上の第1小臼歯あたりが痛くて痛み止めを飲んでいる、との訴えで来院されました。
診査したところ、訴えのあった第1小臼歯ではなく、一番奥の第2大臼歯の不可逆性歯髄炎と診断されました。
麻酔をして歯冠部歯髄を除去し、高周波の通電を行い、初回の治療を終えました。
2回目来院時に根部歯髄を除去、根管形成して根管充填まで完了しました。
7年前のインプラント治療時に撮影したCTスキャンの画像では近心頬側根と口蓋根が癒合しており、近心頬側第2根管の根管孔がかなり口蓋寄りに位置していることが確認できたので、この難しい根管も根管充填できました。
3回目に支台築造して形成印象し、翌週の4回目にパラジウム合金製の金属鋳造冠を装着して治療を終了しました。
このケースの難しい点は、患歯の特定にあたって患者さんの訴える部位とは違う歯だと決定したところと、標準的ではない根管の形態のところでした。肉眼治療では難しいケースでしたが、マイクロスコープとCTを用いることで、根管治療自体は2回で終えることができました。








